日頃から節約をしている方で、意外にお金が貯まらないという人がいます。しかし、そういう人の家計簿を見ると、数円単位の節約を実践して、本当にがんばっています。しかし、それでもお金が貯まらないのは不思議ですよね。そこそこの収入があって、生活を切り詰めて、お金が貯まらない。こんな事、あり得ませんよね。

そういう人の多くは、意外なところでお金を使っていたりします。「日頃から節約しているから、ご褒美で飲み代を惜しまず飲みに行こう!自分の趣味だけはお金を使おう!」と、なります。しかし、ちょっと待ってください。いくら数円単位でコツコツ節約しても、使えばすぐになくなるのがお金です。ご褒美だから、趣味だから、いいじゃん。というような考え方は貯蓄する上で通用しません。

それならば、一層のこと大きなお金の出金だけをしっかりと管理した方が、まだお金が貯まります。ですから、管理するお金の支出は、トータルで考えるべきです。節約に例外を作ってはいけません。

「趣味や娯楽にお金を使うな!」ということではありません。やはり、最終的には先ほど述べた、必要な支出、不必要な支出の見極めの重要性につながってくるのだと思います。これは、あなた自身の判断で決めることです。そして、その見極めで一番重要なのは、長期的な観点から判断すること。後々後悔するようなお金の使い方だけはしないようにしましょう。